『だから嫌われる』第12条 機械のような人間
謹賀新年。 本年もよろしくお願いいたします。 第十ニ条 機械のような人間 「まるであいつは機械みたいな人間だ」とよく悪口をいう。ところが機械になり切ることはまた難しいことだ。 機械になったり、人間になったり、 […]
謹賀新年。 本年もよろしくお願いいたします。 第十ニ条 機械のような人間 「まるであいつは機械みたいな人間だ」とよく悪口をいう。ところが機械になり切ることはまた難しいことだ。 機械になったり、人間になったり、 […]
【だから嫌われる】 十一条 理論三分・実行力七分 うまい事を言うというだけでは信用ができない。言う事はたどたどしくとも、実行力のある人間は信用される。信用は実績からだけ生れる。小さいことでも必ず実行に移して、人々に認め […]
第十条 取柄のある人 少々欠点が多くても、取柄のある人は人に信用される。その取柄だけは、誰にでも利用して貰える。実用はいつの世にも必要だ。なんの取柄もない人は、欠点がなくても人は取り立てにくいものだ。 […]
第九条 相談相手 相談ごととなったらかならず逃げる人がある。自分の力で出来ないことも、なんとか道を開いて知恵を授けてくれる人、こんな人を誰でものぞんでいる。「あの人に話せば道はある」と信じてもらえる。しかも独りぎめに […]
第八条 話上手・聞き上手 話のうまい人はだれにでも好かれる。しかし聞き上手の人は、人にうまく話させる人である。われわれは話を聞くのも好きであるが、話するのもまた愉快なのである。人に話させないような人は、人の楽しみを […]
第七条 見栄がない 相手の見栄がなんだか判っていれば、いよいよそれを尊重せねばならず、その見栄の正体がわからなければ常にさぐっていなければならない。見当ちがいをすれば機嫌を損ずる。 見栄のない人にはお世辞もいらない […]
「だから嫌われる」 第六条 素直である いつでも遠廻しに物を言わねばならない人は憂鬱だ。遠慮なく物の言える人、身分のいかんを問わず、対等で話のできる人でなくてはならない。「気兼ねしなければならない」というのは、お互( […]
第五条 何ごとにもこだわらぬ われわれが重苦しい気分になるのは、何かにこだわるからである。「あんな失言をしたが気にさわりはしなかったかなあ」とこだわりはじめると夜もよくねむれないが、「あの人間はつまらぬことにこだわる人 […]
第四条 陽気な人 草花が光の方へ、光の方へと枝葉を伸ばすように、人は明るい人へいつ知らず 親しみを覚える。暗い人には近づきにくい。明るい人の周囲には温かい雰囲気 がただよっており、暗い人の周囲には冷たい風が吹いてい […]
第三条 怒らない 絶対に怒らない。たいがいの事に驚かない。怒る必要のある事柄はあまりこの世にないはずだ。相手が怒らぬと信用すれば人々はなんでも言える。いくらでも甘える事ができる。怖いと思ったら正直にはなれない。偉い人ほ […]